本部
song is revived
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2017/03/31 09:00
- 完成予定
- 2017/04/09 09:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/03/30 01:40:15 -
【質問卓】春香ちゃんに聞きたい
最終発言2017/03/30 17:43:02 -
遺跡調査相談
最終発言2017/03/30 23:59:27
オープニング
song is revived
● 少女探索中
その遺跡は音に満ちていた。壁に触れれば地の底から響くような音がなり。
壁に触れれば壁の一部が光る。点々と染みのような光が無数に広がり真っ暗な通路に光が灯る。
「遙華……これって」
春香は隣で怯える西大寺の令嬢に語りかける。
「テレビゲームのダンジョンみたいだね!」
「一人でテンションあがっているところ悪いけど、そんな能天気なこと言ってられないわよ」
ここはオセアニア某所、海の真ん中にぽつりと現れた島。
その地下に広大なダンジョンが広がっているのがわかり二人は先発隊として調査に来ていた。
「霊力の反応があるし、ダンジョンの下からうめき声が聞こえるわ。私たち二人だとデクリオ級と出会っただけで終わるんだけど?」
「大丈夫だよ、遙華の生き汚さなら、二人とも生きて帰れるって」
「それどういう意味かしら」
こめかみに青筋を立てながら遙華は告げる。
「にしても綺麗な場所だね。動きを感知してるのかな? 歩くと一定範囲の壁が光るみたいだね」
「ええ。それ以外にもいろんな仕掛けや謎解き要素があって」
「本当にゲームみたいだね」
春香は嬉しそうに告げる。その言葉に遙華は溜息を返した。
「まったく、私は裏方の人なのに、なんで最前線に駆り出されているのかしら」
「科学のスペシャリストだからでしょ? そしてこの子は音のスペシャリスト」
そう春香は眠そうに座り込んでいてerisuを担ぎ上げて見せる。
「らら?」
「でも、この異世界の文化に詳しいわけじゃないから壁の文字は読めないわよ」
二人がそう話をしている間に、大きく開けた空洞に出る、そこには巨人が通れそうなほど巨大な扉が一つあり。
さらに中央に人一人が昇れそうな台座があった。
それぞれ異世界の文字で何か書かれているのだが、さっぱり読めない。
「うーん、まずこの文字を解析して、それから」
そう遙華が今後のアプローチを考え始めたころ。erisuが何かを見つけたようだ。
扉の隙間に挟まっている紙をスッと抜き取る。
「ららら?」
その時である。
遺跡が震えた。まるで怒るように、轟くように無数の旋律が鳴り響き、扉の脇から小さなツボのようなものが押し出された。
そこから膨大な霊力を感知する二人。
「不味い! ロクト」
「erisu!」
そう春香はerisuへ走って向かう、次いでツボから黒い影が現れそして。黒い悪魔のような姿となった。
「音の墓所を荒らすのはお前たちか……」
「愚神?」
遙華は驚きの声をあげ動きを封じようとナイフを放る。しかし。
遙華には捕えられないようなスピードでそれを回避。
「遙華! 走って」
次の瞬間春香がフリーガーを複製。爆炎がフロアを包む。その黒煙が晴れた時フロアに少女二人はいなかった。
● 登場人物ECCO
今回『 song is revived』と『 song of Grave 』は連動しております。
(以後 song is revived=SR song of Grave=SG)
こちらの登場人物は『ECCO』そして『三船 春香』でございます。
こちらのSRの方では音の遺跡の最深部を目指します。
道中遭遇する敵への対策を考えつつ。
音の遺跡最深部では調査をメインに行っていただきます。
こちら側の人たちはやることが多くて忙しいです。
さらに遺跡の入り口にある台座の上で持ち帰った楽譜の曲を謳うとSGで行く手を阻む愚神『デクレシェンド』の無敵効果を解除できます。歌っている間なので誰かをおいていく必要はありますが。
さらにこちらの探索時間の間、あちらはデクレシェンドと戦い続けている必要があるため時間配分にも気を使う必要があります。
またECCOは様々な音楽に造詣が深いため意見役として動向を依頼されています。彼女は一般人なので護衛をお願いします。
●ダンジョンについて
ダンジョンはかなり入り組んでいて対策を取らないと迷う可能性が高いです。
ただし、迷った挙句目的の物とは別の何かが見つかることがあります。
ただ従魔が無限沸きするので少人数行動は危険です。
見つけられるものの一例としては。
1 教会(パイプオルガンや何かの像がある)
2 アイテム部屋(倉庫だと思われる。従魔からドロップするアイテムなどがある)
3 異世界のガラス窓(別の世界を見られる、ガラスを破壊すると……)
他にも多数。
● 遺跡の文字。
「ららら、春香、春香」
遺跡に向かう飛行機の中で春香はerisuに揺り起こされた。
「どうしたのerisu」
「あのね、たぶん。この文字」
「うん、これガデンツァの研究室でよく見た文字だよね」
そう春香は思い返す、erisuと契約するために忍び込んだ研究所。持ち帰った資料。
「もし、翻訳を可能にするだけの資料が持ち帰れば、ガデンツァの楽譜の意味や、他の資料についてもわかるかもしれない」
「もっとよ」
erisuは告げる。
「あの遺跡、彼女と同じ音がする」
「音?」
「彼女と同じ響き」
「もしかしたら、ガデンツァのこと、わかるかもね」
そう春香は告げerisuの頭を撫でた。
解説
目標 遺跡を出来るだけ探索する
●従魔について。
出る可能性がある従魔は三種類。
1 魔本型従魔
本の従魔。ダンジョンに落ちてたりする、プレイヤーの隙をつく形で目覚め、魔法弾を飛ばして攻撃してくる。倒すと数枚魔法のページをドロップする。
2 透明従魔
ダンジョン内に打ち捨てられた防具や武器を持って襲いかかってくる。透明なので攻撃しにくいが、本体は人形だと思われる。
本体に戦闘能力は皆無で、戦闘力は装備したアイテムに依存している。
倒すと迷宮の地図が手に入る。不完全な地図だが、複数枚繋ぎ合わせたり照らし合わせると徐々にダンジョン構造が判明する。
3 人形従魔
死体のように転がっている人形。すべてが満足に動けれるわけではない、もがくだけだったり、腕だけが動いたり。
だがたまに襲いかかってくるものも存在する。物理防御が高く、物理攻撃力もべらぼうに高い。
ただし近接攻撃意外に攻撃手段を持たない。
倒すと歯車を入手できる。何に使うのかはよくわからない。
・調査について
遺跡最深部は書斎のようになっています、基本的に異国の言語の本がずらっと並べられているので何が何やらわかりません。
広さは会議室程度。中央にデスクと筆記用具、今にも誰か帰ってきそうなほど生活感があります。
さらに複数の戸棚や工具、機械の残骸などが置かれています。
また部屋の右端に、どこにもつながっていない扉がついています。
ここでの調査の進め方の一例を載せます。
1 従魔の魔法のページを作業台で使用する。
文字が浮かび上がり、その文字は異世界の文字なのになぜか読めます。
頭で直接理解する形。
愚神『デクレシェンド』の倒し方や、他の情報について手にいれることができます。
2 楽譜の調査
この書斎にはいくつか楽譜が存在しています。楽器ができるPCであれば解読することができるでしょう。
にしてもこの楽譜、なにに使うのでしょうか?
マスターより
どうもこんにちわ鳴海です!
今回は以前もやったPV連動と同じ感覚で。二つのシナリオが連動しています。
『 song of Grave 』
『song is Revived』
は同じ時系列が舞台ですが、遺跡内部に入ると通信できなくなるので、あらかじめ相談しておくといいと思います。
ではみなさんが重要な情報を得られることを願って。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2017/04/08 17:41
参加者
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2017/03/30 01:40:15 -
【質問卓】春香ちゃんに聞きたい
最終発言2017/03/30 17:43:02 -
遺跡調査相談
最終発言2017/03/30 23:59:27