本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/09/29 09:00
- 完成予定
- 2016/10/08 09:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/09/25 12:12:12 -
相談用掲示板
最終発言2016/09/28 23:33:37
オープニング
●尾江戸ですけど何か
アクセス媒体を介した出入り口を抜けると『江戸時代』だった。などと、下手なパロディを打っている場合ではない。
ここは尾江戸(おえど)。かつて日本にあった都市、江戸を再現したステージである。
さて、ここでこの記録の執筆者たる『私』の存在をほのめかすことをご容赦願いたい。実は先刻より私の頭には大小の金ダライが3回ばかり降ってきている。おそらくは文中の『外来語』が原因だ。第一のタライが大きかったのは『昭和に書かれた小説の引用』が悪かったのだろう。この世界に迷い込んだ皆様も、ゆめゆめ世界観を壊すような言動は慎むように、と進言させていただこう。
閑話休題。この尾江戸の治安を陰から支える機関、名を『望富(ほうぷ)』という。皆様はその一員である。望富に名を連ねる同志たちは、普段は武士や町人、あるいは町娘などである。まれに共鳴を活かして大道芸人や火消などの職に就いている者もいるが、彼らは『共鳴』という不可思議な現象についてはひた隠しにしている。つまりあくまで一人の人間として生きるか、一切のプライベートを隠しに隠して日々を送っている。――しくじった、今のタライは痛かった。
この尾江戸で最近、妖(あやかし)の目撃が相次いでいる。皆様にはその調査、および妖の討伐をお願いしたい。
●尾江戸歩きの手引き
・皆様は尾江戸(おえど)の特殊警察『望富(ほうぷ)』の一員です。
・尾江戸とは日本の江戸に非常によく似た都市です。
・世を忍ぶ仮の姿、すなわち昼間の職業についてはご自由に決めてください。
・服装は和服とします。
・髪や目、肌の色や名前によって、異人扱いされることはありません。目立つこともなければ差別されることもなし、とします。
・皆様の『名前』、『AGW』、『スキル』については外来語や外国製品の使用を認めます。罰則はありませんが、気になる方は当て字で漢字を決めると良いかもしれません。
・あまり言葉遣いにこだわる必要はありませんが、『外来語』や『現代風の言葉(若者言葉や略語など)』を使った場合、タライや桶などが落ちてきますのでご注意ください。戦闘中だと困るのは言わずもがな、人によっては大いに威厳を失います。
・その他の時代考証については過剰にこだわる必要はありません。最低限『時代劇や教科書などで見る江戸』のイメージを守ってくだされば、みなさんの頭頂部は安全に保たれることでしょう。
●顔無きお尋ね者
下手人――知性がありそうな事から愚神(ぐしん)と仮定しよう――は、大変ないたずら者である。夜道に現れては人を驚かせて生命力(検閲者注:ライヴス)を奪ったり、ときには屋台を襲って食べ物を根こそぎ奪っていったりする。
「客の食べかけまで残さず食べてくってんだから、大した食欲だねぇ。妖のくせにさ」
と蕎麦屋の主人が言うのには驚きである。妖ではなく愚神や従魔だとしても異色である。
「店に入(へぇ)って来た時は普通のお武家様に見えたんだがね」
「へへっ、俺が見たのは水の垂れるような美しい娘よ。どうせ化かされるんならこっちの姿がいいわな」
証言もまちまち。愚神は変化(へんげ)の術を持っているらしい。
「そういやぁ八っつぁん、あそこの辻に人魂がでるってぇ話は本当なのかい? ……あれ、お客さん?」
「なんでぃ。注文もしねぇで、急に消ぇやがった」
時間が来たようだ。私が残せる手掛かりはここまで。あとはお江戸の影の華『望富』の皆様にお任せ致しましょう。それでは失敬。
解説
ミッションタイプ:【エリア探索】【一般人救助】
このシナリオはクリアと成功度に応じて様々なボーナスが発生します。
詳細は特設ページから「ミッションについて」をご確認ください。
――――――――――
・『望富』隠れ家での顔見せと作戦会議からスタートします。
・共鳴前、および共鳴時の姿は、服装のみ和服に変更されます。
・このシナリオにおいてのみ、武器の見た目を世界観に合うように変えても構いません。(西洋刀や斧→日本刀など)また、変えなくても誰かが疑問を感じることはありません。
・通信機、携帯電話は使用不可です。
・ペン、現代風の衣服、ライターなどは使用可ですが、タライが降ります。
【敵】
愚神:貉小僧(むじなこぞう)
従魔たちを束ねる存在。変身の名人で男にも女にも化けるらしい。
(プレイヤー情報:実は複数名存在しており、それぞれ変身の得意分野がある。一人一人はミーレス~弱めのデクリオ級相当の強さ。全員を倒せば『貉小僧』は消滅する。依代は不明。)
従魔:唐傘おばけ、提灯おばけ、人魂、猫又
人を驚かすのが得意。リンカーであっても、急に出て来られるとびっくりしてしまう。非常に弱いため、共鳴時なら1~2撃で倒せる。
【救出対象】※プレイヤー情報
『私』:ゾーンに捕らわれ『語り手』としての仕事を与えられている。現在は霊のような存在になっており、プレイヤーたちと接触することはできない。事件の解決によって自動的に解放される。
【目撃者】
・大工の平八(へいはち):OPに登場した蕎麦屋の客、女好き
・米屋の玄蔵:ドけち、権力に弱い
・飛脚の甚吾(じんご):尾江戸で休暇中、明るく気のいい男
・髪結い床の亭主・万吉(まんきち):飲兵衛のダメ亭主
・歌舞伎役者・連十郎(れんじゅうろう):人気役者、会うのは一苦労
※蕎麦屋の店主はOPで出した以上の情報を持っていません。
マスターより
※このシナリオではプレイング重視、演出重視の判定をいたします。また、アドリブ及びセリフの修正を行う可能性がありますのでご注意ください。
サムライやゲイシャになって活躍できるシナリオです。マスターのせいで、時代劇というより「バ〇殿様」的な世界観になっていることは否めませんが、皆様の行動次第で真面目なかっこいいシナリオにもなると思います。
『江戸っぽさ』についてはあまり厳密な判定は行いませんのでご安心を。『尾江戸』自体が江戸文化のいいとこどりで出来た夢の国ですから。
リプレイ公開中 納品日時 2016/10/05 19:22
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最終発言2016/09/25 12:12:12 -
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