本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 6人 / 4~6人
- 英雄
- 6人 / 0~6人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/09/17 19:00
- 完成予定
- 2016/09/26 19:00
掲示板
-
質問・疑問
最終発言2016/09/17 11:44:54 -
相談用
最終発言2016/09/17 14:49:16 -
みんなのPL
最終発言2016/09/17 15:21:44 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/09/16 06:52:29
オープニング
●普通じゃない仕事
普通の依頼のはずだった。
『普通』と言っても、今、世間を騒がしている「テーブルトークRPGのルールブック」を媒介にしたドロップゾーンへの「VR-TTRPGシステム」を利用した潜入依頼なので、この時点で普通の依頼とは呼べないかもしれない。
「────だから、H.O.P.E.の依頼は嫌だったんだ」
灰墨信義(az0055)は顔を歪ませた。
「しょうがないじゃない。霊石(ライヴスストーン)はワタシたちだって興味あるわ」
ライラ・セイデリア(az0055hero001)はモニターとファイルを交互に見る。
パラダイム・クロウ社研究員を名乗るリンカー、灰墨とライラは正確にはH.O.P.E.所属の純粋な『エージェント』ではない。だが、彼らの会社の方針でH.O.P.E.の依頼には何かと手を貸している。
パラダイム・クロウ社や灰墨らは特にオーパーツや魔術、知識に関する現象に興味を持つ。
今回は「VR-TTRPGシステム」の利用で潜入できるという特異なドロップゾーンとそこで大量に手に入る霊石(ライヴスストーン)についての調査を兼ねて、協力者という形でH.O.P.E.のエージェントたちに同行したのだが。
「くそ、転送した途端拘束とは、あの転送システムもとんだポンコツだな」
「ゾーンルールでそういうふうに歪められているのよ」
彼らが転送されたのは透明なキューブの檻の中だった。一つの頂点が地面に刺さった、一見、不安定な形をした檻。しかし、中からはピクリとも動かない。
「ダイスを模しているつもりなんだろうな」
不満げに信義は言った。
「そういえば、テーブルトークRPGってダイスを使うゲームよね」
透明な壁から外を見ると遠くに同じようなキューブが見えた。
「一緒に来たエージェントたちもあそこにいるのか」
「そうね……。そろそろゲームを始めない?」
ライラが一冊のファイルを信義に見せ、信義はため息をついた。
「俺は嫌だ。そういうのはあいつらがやればいいだろう」
「だって、この子、昔の信義に似ているし」
「誰に────こころか。だから、嫌だなんだ」
●PLを動かして下さい
P.N.『ドルイド』は男の声で目を覚ました。
『聞こえるかい? 私は灰墨。リンカーだ。ルールはわかっているな? よろしく頼む』
起き上がって剣を取ると、『ドルイド』は辺りを見回す。
「ええ、わかりますけど、あなたが僕の『キャラクター』なんですか? 他人が僕をうまく『操作』できるとは思えないのですが」
『それはそうかもしれないな。だが、ここでそれを考えても仕方ないだろう。私も努力するから協力して欲しい』
「協力? そこから命令するだけでしょ? 動くのは僕だし……」
『……こちらのスキルは使用可能だ。目の前の空間に表示されている『ルール』を復唱したら、ゲームスタートだそうだ』
『ドルイド』の目の前に黄色い光で文字が綴られている。
「こういうのってどうなんですかね、ありきたりだ。とりあえず、動きますけど」
『…………』
●ルール
・キューブにエージェント(リンカー)が封じ込められている ※以下、このリンカーをPC(キャラクター)と呼ぶ
・キューブには本ルールの書かれた紙と『キャラクターシート』が閉じたファイルがある
・『キャラクターシート』に書かれたPL(プレイヤー)名を呼ぶとドロップゾーン内のPLが目を覚ます
・PLは目を覚ました時点でルールを理解してる
・PLは一般人並みの能力値だが、PCのスキルを使うことが出来る(攻撃力はPCに依存、PCの回数消費)
・PLが使える装備は目覚めた時に持っている剣と革鎧のみである
・剣を何度か振えば敵を倒せるが、そのぶん時間がかかる
・革鎧はダメージを軽減し、滅多なことではPLは死ぬことはないだろう
・PCはPLを誘導・適切にスキルを使用させて敵と戦わせながらフィールドを冒険させる
・フィールドにはスライム、角ウサギ、ゾンビが出る
・最終的に、自分と通信しているPCの入ったキューブにたどり着くことが目的である
・PLが通信PCのキューブに触れた瞬間、PLはドロップゾーンから脱出でき、PCはキューブから解放される
・ただし、このフィールドには一匹のドラゴンがいる
・このドラゴンはPLには倒せない
・ドラゴンはリンカーがこの世界に来てから三時間後、もしくはPCが一人でも解放されたら放たれる
・PCがドラゴンを倒せばPCもドロップゾーンから脱出できる
・独りでもPLが死ねば、この世界は閉じられる
・何が起こるかわからない────ゲームオーバーだ
以上が、キューブ内のファイルに閉じた紙に書かれた『ルール』であった。
ちなみに、ファイルにはご丁寧にリンカーの写真と名前、使用可能スキルを書いた『キャラクターシート』が挟まれていた。
「────誰だよ、こんなゲーム作ったのは」
苛々しながら、信義が毒づいた。
四つあるキューブのうちふたつの面には、他のリンカーとの通信画面、通信PCを映したモニターとなっていた。通信画面は指で触れると通信・通話ができる。
「スライムが後ろから来る、違う、走って逃げてくれ。いや、立ち向かうんじゃない」
「もう近いから、仕方ないわ。ブルームフレアを使って」
「回数に限りがあるんだぞ……」
信義は額を押さえた。
「自分で戦った方がマシだ────」
解説
ジャンル:【卓戯】《エリア探索》依頼
目的:PLに指示をして自分のキューブまで無事に誘導してください
RP多めでお願い致します。RPや探索方法によっては何か見つかります。
ゲームオーバーになると重傷やペナルティがありますのでご注意を。
PC目的:PL救出と自分の脱出、ドロップゾーンの調査
PL:「テーブルトークRPGのルールブック」を媒介にドロップゾーンに攫われた一般人
ステージ:林、砂漠、海岸、洞窟が集まった510,000平方メートル程の土地。
色々な物があるので広く感じる。一定時間で位置が変わる。
敵※大体のステータスはシナリオ『【卓戯】ドラゴンの牙を攻略せよ』と同じ
スライム:早く倒さないと仲間を呼んで団子状になって潰しにかかる
角ウサギ:どこまでも追ってきて角で突っついてくる
ゾンビ:抱き着いて熱烈に舐めまわして来る
ドラゴン:『ドラゴンの牙』より弱い。逃げないとPLは死ぬ。PCは通常攻撃でも倒せる。
●PL情報
>通信PLを作成してください
1.性別を決めてください
2.年齢を12歳以上で決めてください
3.H.N.、外見、性格を決めてください
4.ステータスを以下から5pt以内に収まるように決めて下さい
※相反する内容のステータスは同時にセットできず、セットした場合おかしなことになります
TRPGゲーマー(+3)、TRPG初心者(-3)
ゲーマー(+2)
運動神経抜群(+3)、運動音痴(-3)
容姿端麗(+2)、友好的(+2)、博識(+2)、厨二病(+2)、従順(+2)
短気(+1)、のんびり(+1)、怖がり(+1)、勇敢(+1)、傲慢(+1)、屁理屈(+1)
陽気(+1)、陰気(+1)
反抗的(-2)、厨二病・重傷(-5)
※厨二病・重傷は非常に反抗的な性格も内包しており(反抗的を同時選択不可)を選択すると大変危険です
ご利用される方は他の参加者のPLからのサポートを依頼することをお勧めします
マスターより
PLにはワイルドブラッドも選択可能ですが、このドロップゾーンでは身体能力は一般人と変わりません。
510,000平方メートルは大体ねずみのキャラクターがいる夢のランドくらいです。
RPや台詞を入れて頂けると助かります。(PLの台詞も可)
PL行動はアドリブ大目になります。
PLはイメージ通りに表現されない場合があります。
ご了承ください。
たまにはPLも戦いたいかと……。
PCは遠隔操作で大変そうですね。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/09/25 19:24
参加者
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最終発言2016/09/17 11:44:54 -
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最終発言2016/09/17 14:49:16 -
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最終発言2016/09/17 15:21:44 -
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最終発言2016/09/16 06:52:29