本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 10人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/09/11 22:00
- 完成予定
- 2016/09/20 22:00
掲示板
-
【相談】反攻のダイスを振れ
最終発言2016/09/11 20:13:33 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/09/08 21:01:53
オープニング
●ふたりの勇者
「────ふざけるな。『勇者』だと!?」
激昂したミュシャの剣が金髪の男へと叩きつけられた────はず、だった。
だが、その剣先を男は避けて、何かを投げた。
それは、ミュシャにぶつかると雷撃となってミュシャ・ラインハルト(az0004)を打ちのめした。
軽く弾いた指をミュシャに向けたイルミナートが言う。
「《君の剣は僕に向かったが間一髪でその剣は僕を傷つけることはできなかった》────」
「な……っ」
にやりと笑った男は己の剣を引き抜くと、ミュシャの眉間へ突きつけた。
●冒険者ギルドへようこそ
「エール酒、どうだい?」
赤ら顔の亭主がエージェントたちにしきりに酒を勧める。
ここは街の外れにある酒場────を装った、冒険者ギルドの依頼請負所だ。こう見えても働き者のギルドマスターが直接依頼を振り分けている。
革鎧姿の男女、ローブを纏った人影、ドワーフ、エルフ…………様々な冒険者たちによって店内はがやがやとうるさかった。
「!」
「お、お待ちかねのエルナーが来たぞ」
ドアを押して入って来た青年に気付いた亭主がエージェントたちに声を掛ける。と、同時にエルナー・ノヴァ(az0004hero001)は亭主が待つカウンター前にやって来た。
「ギルドマスター、新しい依頼はあるかな」
亭主は酒焼けした顔ににやりとした笑みを浮かべる。
「依頼って言えば依頼だな。ドラゴンの牙がらみだ。最上階まで行ったことがあるのはお前だけだよな?」
「ドラゴンの牙────確かに行った覚えはあるんだけど、記憶が曖昧なんだよね。モンスターにでもやられたのかな」
呑気に笑って、エルナーはエージェントたちにこう言った。
「道案内なら任せてよ」
●ドラゴンの牙
────ここは、現世界と異世界の迫間に作られたドロップゾーンの中である。
テーブルトークRPGのルールブックを媒体に、たくさんの一般人の精神がこの世界へと囚われるという事件が起きた。
その事件解決のために、ミュシャ・ラインハルトは英雄のエルナーと共にこの世界へやって来たのだが……、斥候として本部と連絡を取りながら潜入したはずのミュシャからの連絡が、突然、途絶えた。新たなエージェントを派遣して調べたところ、精神を囚われた一般人と同じように、ミュシャの英雄エルナーまでこの世界の住人”NPC”として生活していることが確認された。恐らく、ミュシャの方もそうなのだろう────本部はそう推察した。
この世界のエルナーはミュシャのことも、現世界での自分の事も忘れている。
けれども、何度もこの世界の住人とコンタクトを試みたH.O.P.E.エージェントたちのお陰でいくつかの事実が把握できた。
まず、ドラゴンの牙というダンジョンに向かった後、エルナーはNPC化した、ということ。
ドラゴンの牙ではたくさんの一般人が囚われているらしいということ。
エルナー・ノヴァはドラゴンの牙での唯一の生還者であり、塔のマップを記憶しているらしいということ。
そこまで調べたH.O.P.E.は、改めてエージェントたちを派遣することにした。
”冒険者”エルナーと共にドラゴンの牙にて、囚われた一般人とミュシャを救出せよ。
「エルナーさんと合流できましたか?」
ドロップゾーン内のエージェントたちと通信を行いながら、オペレーターは不安に顔を曇らせた。
確実とは言えないが、ミュシャとエルナーが共鳴することができれば、NPC化は解けるかもしれない…………。
────ただし、『ドラゴンの牙』には、ミュシャとエルナーをNPC化した”何か”が居るかもしれないのだ。
解説
冒険者ギルド(酒場)からのスタートになります。
※事前の心情描写はOKです
シナリオ目的:一般人救助 ※ミュシャは成功度に含まれない
成功度によって霊石(ライヴスストーン)の獲得数が変わる
ステージ:ファンタジー世界、ドラゴンの牙(五階建ての塔、最上階にボス)
敵×?匹 弱い
スライム:透明のプルプル体。アイテム等を溶かしたりしない最弱のモンスター
角ウサギ:角の生えた攻撃的なウサギ
ゾンビ:モンスターであり一般人とは関係ない
●PL情報
最上階にてイルミナートたちと囚われた一般人女性がいます。
「へえ、あらたなチャレンジャーってわけか」
イルミナートと黒騎士×2は2ラウンドで退却します。退却した場合、ミュシャは救出できません。
ミュシャを救出するにはどこかにいる彼女を確保・または重傷以上にする必要があります。
※精神体であるため傷は現実には影響しません。
敵ステータス
・イルミナート:金髪・長髪を束ねた鎧姿の男。外見は勇者のようだが、性格は強欲・独善・利己的。金と経験値に目がない。アイテムをたくさん所持している。
《運命の輪》(サダメノワ):一回の戦闘で二回だけ『確定ロール』を行うらしい
《影払い》(カゲバライ):重傷以上のリンカーの共鳴を強制的に解除するらしい
《旅の扉》(タビノトビラ):その場から退却します※条件有
イルミナートの能力情報はまだ不確かです。
確定ロールとは相手の行動を決めつけることです。
フルフェイスの兜を被った二人の黒衣の戦士
・黒騎士A:背中の開いたドレスのような鎧、片手剣、束ねた茶髪が見え女性のようだ
・黒騎士B:軍服、ハーフアーマー、両手剣
ドラゴン×3:デクリオ級。炎は吐かず、爪と牙、巨体で攻撃し賢くはありません
黒騎士たちの盾になるよう戦い、イルミナートたちが撤退した後も戦います。
一般人女性×12:ドレス姿で気を失っている。ミュシャは居ない。
マスターより
挑発に乗りやすいのと独断先行で危機に陥ることに定評のあるミュシャです。
助けると以後の【卓戯】クエストで助けてくれるので多少有利になります。
今回はイルミナートを撃破することはできません。
宜しくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/09/19 18:48
参加者
掲示板
-
【相談】反攻のダイスを振れ
最終発言2016/09/11 20:13:33 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/09/08 21:01:53