本部
水遊び in 紫峰翁大學とかいう危険地帯
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 7人 / 0~8人
- 報酬
- 寸志
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/08/27 12:00
- 完成予定
- 2016/09/05 12:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/08/27 10:54:41
オープニング
●プールじゃプールじゃ
当然のように真夏日の続く中で、エージェントたちは筑波にある『紫峰翁大學』という学府を朝から訪れていた。
その敷地は広大で、比例して学生数も多く、いわば名門大学。ライヴス関連の学科があることから、リンカーも数多く在籍している。
そんな施設を訪れたのは、研究協力のためだった。
ライヴス技術の発展のため自発的に、あるいはH.O.P.E.から依願(の名を借りた強制命令)でやってきた一行はすぐに仕事に取りかかり、昼過ぎには解放された。
なんやかんや体の良い実験体として扱われるお仕事を何とか乗りきった一行は、快適なる我が家へと一刻も早く帰りたかった。だから、敷地外に出るだけでも10分以上はかかりそうな、紫峰翁大學の広大さを心底呪った。もはや1個の街と呼べるほどに、紫峰翁大學は規格外のスケールを誇っているのだ。
それほど巨大なスケール感を持つからなのだろうか、学内にはレジャープールらしきものも見受けられた。
遠くのほうに、ウォータースライダーっぽいコースが空中でうねっていたり、何かすごい高い飛びこみ台っぽいのとか……。
いやいや、どういうことやねん。
大学の敷地内に、いっぱしの施設なみのレジャープールって。
異様な光景に一行が目を奪われていることに気づいた案内の職員は、にっこりと笑みを湛えて言った。
「あれは建築学科の学生たちが制作したものでして、彼らもリンカーなだけあって発想が大きいというか、やることが無謀というか……まぁできてしまったわけなんですね、これが」
学生制作ってレベルじゃねえぞ。
普通に利用者からお金を取れるほどの出来栄えに、一行はしきりに感心した。
すると、職員はこう続けた。
「普段は学生たちがちらほら遊んでいるのですが、今は誰も使っていないようですね……。どうです? あれ、寄っていきますか? うちの頼みごとを聞いてもらったわけですし、よろしければ。たぶん水着とかも貸し出し用の物があったと思いますよ、遊びごとには抜かりないですからねぇ、うちの学生たちは……」
ははは、と職員は困ったように笑っている。
エージェントたちも、愛想を返す。
そして、是非とも遊んでいきたいと、詰め寄るように頼んだ。
だって暑いんだもの。とにかく汗が止まらないほどには暑いんだもの!
優しい職員さんに連れられて到着したプールは、やはり間近で見ても立派な造りだった。
長大なウォータースライダー、ゆらゆらと波が揺らぐプール、あとなんかめっちゃ高い飛びこみ台。下から見上げるととても首が疲れる。とても普通の人間が利用できるような高さではないのは、制作者がリンカーだからなのだろうか。
それにやたら重厚な造りの水鉄砲まで、脇に揃えられているじゃないか。遊びには手を抜かない学生たちだというのも、なるほど確かにそうらしい。
で、あれば。
このプールでは、充分に楽しい時間が過ごせるんじゃないかな。わざわざ筑波まで足を運んだ甲斐はあったんじゃないかな。
巨大なプールの輝く水面を眺めながら、エージェントたちは期待に心躍らせていた。
規格外の『紫峰翁大學』らしく、そのプールのアトラクションも規格外であることなど知る由もなく。
解説
■概要
仕事で筑波の『紫峰翁大學』を訪れたエージェントたち。
用件を終えて帰ろうとするが、道中で学生たちが設えたというレジャープールを発見する。
外観はお金取れるレベルの出来栄えに感心していると、関係者に声をかけられた。
遊んでいかれますか、と。
一行はお言葉に甘えてプールでひととき過ごすことにする。
ところがやっぱり、色々と問題はあるようなのだった。
■プール
・ウォータースライダー『インフィニティ』
外観は普通だが、平均時速60kmで滑るなかなかの危険アトラクション。
しかも学生の悪戯心により、終着点がない。コースは循環し、力ずくで出なければ延々と滑ることになる。
能力者単体で滑ってしまった場合は、誰かに助けてもらいましょう。
・波のプール『ディープインパクト』
通常は安全な波しか生まれないが、時たま15m級のビッグウェーブが来る。
その水圧に遊んでいる者らはぐっちゃぐちゃにされること必至。
嬉しいポロリ、嬉しくないポロリの可能性(ロマン)。
・飛びこみ台『スカイタワー』
高さ100mぐらいあるクレイジーな台。まず上るのに一苦労。
頂点から飛びこめば盛大なスプラッシュが起こるだろう。10、30、50mからも飛びこみはできる。
能力者単体で100mにチャレンジするのはやめましょう。いのちだいじに。
・ウォーターガン『キリングショット』
殺人級の威力を誇る水鉄砲型AGW。紫峰翁大學の学生の試作品。
本来はAGWとしての運用を考えられていたわけではなく、リンカーならではのすげえ玩具作ろうぜという発想で生まれたモノ。開発者がバカだったので威力が半端ないことになっただけである。
ハンドガン、アサルトライフル、スナイパーライフル、ショットガン等々をラインナップ。
AGWとしての力は共鳴状態でなければ発揮されない。よって非共鳴状態ならば普通に玩具として安全に使えるらしい。
マスターより
どうも、夏くもゆきです。駆けこみで夏シナリオ連発です。
今回は紫峰翁大學の学生制作のレジャープールではちゃめちゃ過ごすシナリオとなります。
キリングショットは生身で受けないように! 押すなよ的なやつじゃないぞ!
ポロリは強制じゃないので、気になった方はご安心を。脱ぎたい人向けです。(
リプレイ公開中 納品日時 2016/09/07 18:52
参加者
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最終発言2016/08/27 10:54:41