本部
飛んで飛んで飛んで飛んで
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 10人 / 4~10人
- 英雄
- 9人 / 0~10人
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/06/06 19:00
- 完成予定
- 2016/06/20 19:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/06/05 10:12:01 -
相談用
最終発言2016/06/06 10:44:31
オープニング
天高く、うっすらと筋状に伸びる雲が二つ並んで空に円を描いていた。
都市の一部を飲み込んだその空間は先日別の場所で確認されたドロップゾーンとほぼ同一の性質を有していた。
「うわ、なんだこれ?!」
「私……飛んでるの?」
それは生き物が空を飛ぶという性質。だが、都市に突如発生したドロップゾーンの中には当然のように一般人が取り残される。
不幸中の幸いなのは彼等が状況を理解できず、パニックが広がっていないことだろうか。
「これ、夢だよな」
空を飛ぶということが夢の中以外であり得ないと常識が訴えかけ、誰かが呟いた言葉はそのまま伝染していく。
「そっか、夢なら飛べるよな」
それは徐々に吸われているライヴスが彼等の中から失われ続けていく結果に他ならない。
空に浮かぶ雲の間で巨大な咢が白い雲を吐きながら不気味な笑みを浮かべていた。
「空を自由に飛ぶ……それは人々の夢なのかもしれません」
HOPEに届いたその情報は可及的速やかに処理すべき案件として扱われた。
「現在とある地方都市で複数のビル群を飲み込むドロップゾーンが観測されました。不幸中の幸いなのが発生した時間が早朝でビルの内部に出勤している人の数がそれほど多くはなかったことでしょうか」
日の出と同時に発生したと思われるそのドロップゾーンの中にいるのはオフィスに泊まり込みで作業していたり、早朝出勤した会社員やビルの警備を担当していた警備員など十数名。近くを犬の散歩コースにしていたお年寄りなどを含めても数十名程度と見積もられている。
「類似したドロップゾーンの調査報告書からこの空間の上空に原因と思われる従魔が存在する可能性が高いのですが、同一条件であった場合、討伐直後に飛行能力を失えば飛行している取り込まれた人達がどうなるかは想像に難くありません」
目標は従魔の討伐によるドロップゾーンの消去だが、その前に救助活動を終える必要があるということだ。
「ドロップゾーンに後から入った人は気味悪がってすぐに脱出。その連絡を受けた直後に周辺の封鎖は完了しています」
つまり、内部に残って浮遊している人達を回収できれば、それ以上被害が広がることはない。
「飛行には自身のライヴスを半強制的に使われていることもあり、迅速な救助活動が求められます。速やかに現場に向かってください」
解説
空を自由に飛ぶことができるようになるドロップゾーンでの救助活動と従魔の討伐任務です。
敵は従魔ですが、内部に取り残された人々の救助活動は必須です。
最低でも建物の外を漂っている人達を保護しなければ人命が失われます。
飛んでいる人達は普通に意識があるので声をかければそれなりに指示には従ってくれますが、伝達方法によってはパニックを起こして空高く舞い上がるかもしれません。
マスターより
ども、アトリエLです。
救助を行わなかった場合、地面に花が咲くでしょう。鮮やかな赤色をしたものですが。
従魔は類似案件と比べ内部にライヴスの供給源が多いことから全くの同一と思わない方がいいですよ。
リプレイ公開中 納品日時 2016/06/20 19:24
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