本部
大声では言えないが小声では聞こえない
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 4人 / 4~10人
- 英雄
- 4人 / 0~10人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/05/20 22:00
- 完成予定
- 2016/06/03 22:00
このシナリオは5日間納期が延長されています。
掲示板
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言
オープニング
それはとあるライブ会場での出来事だった。
「~~~~~♪」
隣の客の声すら聞こえない環境。聴こえてくる歌は言葉であるのかどうかもわからないが不思議と心に響いた。
魂すら打ち震わせ、骨抜きにされていくような感覚が会場を支配していた。
「~~~~~♪」
「~~~!!!」
歌声に掻き消されるように叫んだ声は誰の耳にも届かない。
「~~~~~♪」
「くそっ……やっぱり大声は消されちまう……」
小さな声であれば何故か言葉として聞こえるが、そんな小さな声では誰も耳を貸したりはしないだろう。小さくとも意味のある声でなければこの状況を変えることは不可能だ。
「~~~~~♪」
「……あの従魔を何とかするには同じ土俵で争う必要があるってことか」
歌声を聞き続けるように洗脳されている一般人たちを救うにはリンカーが歌で囚われてる人達に逃げるように伝えるしかない。
幸いなことに敵従魔に攻撃能力はほとんどなさそうだ。時間をかけてライヴスを吸い続ければ、そうした能力を得てしまう可能性はあるかもしれないが、不幸中の幸いか、ドロップゾーンの元となったライブ会場にはそれほど多くの人は入れなかった。
「~~~~~♪」
とはいえ、徐々に吸われるライヴスの量は決して少なくはない。リンカーであれば歌声の影響は最低限で済むことから一度脱出して応援を頼むことはできたが、応援に駆け付けた者達が失敗するようなことがあればこの会場に集まった数十人の命は保証できない。
「~~~~~♪」
「誰かこの状況を打破できるような……あの従魔に勝てるようなアイドルの素養を持ったリンカーなら誰でもいい。この場にいる奴らの命を救ってくれ……」
本来であれば歌と呼ぶのに抵抗があるような音を発し続ける従魔スターアニスに何故か彼の心は惹かれ始めていた。
解説
大きな音が掻き消されるドロップゾーン内部で一般人が従魔の歌によって囚われています。
歌声程度であれば疎外されませんし、従魔の歌には一般人を自分の周りに集める程度の力しかありません。
集まった一般人は従魔の歌を聴いている状態に限り、リンカーの特殊な攻撃に対する抗体を得ています。
歌を一時的にでも無力化できない限りは眠らせるなどの対処は効果が薄くなります。
従魔は戦闘に持ち込めさえすれば、リンカーであれば誰でもきっと腕力で勝てます。
非力系アイドル設定の方だとファンの目がある関係で保証できませんが。
従魔の外見は数分おきに変化しますが、基本的には誰かの理想のアイドルの姿を形どっているようです。
変化する際にドロップゾーン内にいる人達の理想を再現しています。
タイミングによっては殴るのに抵抗が生じるかもしれませんのでご注意ください。
マスターより
ども、アトリエLです。
従魔の名前はスターアニスです。
それ以上に言うべきことは必要ないかと思われます。
何かを追いかけて現場にたどり着いたり、偶然かはわかりませんが、関わった人達であればより早く背後事情に気付いて事件現場にたどり着くこともできるかもしれません。
リプレイ公開中 納品日時 2016/06/02 20:58
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