本部
オトメだって恋したい
- 形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 4人 / 4~6人
- 英雄
- 0人 / 0~0人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/05/11 22:00
- 完成予定
- 2016/05/20 22:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/05/09 00:22:53
オープニング
●漆黒のオトメ
布屋 秀仁(az0043)は背中にいやな汗が流れるのを感じた。目の前には1人の男がいた。
身長180cm超の体は分厚い筋肉の鎧で覆われているようで非常にがっしりしている。今は困り切ってやや情けない表情をしているが、巌のような顔は睨みを利かせればそこらの一般人は裸足で逃げ出すだろう。
だがその程度であれば普段から従魔を相手取っているだけあって恐れを抱くことはない。真に恐ろしいのはそれだけの恵まれた体つきの男がフリフリのゴシックドレスを身に纏い、うっすらと化粧を施していることだった。その気合いの入りようは現代において憧れの彼を射止めんとする合コン女子の如く。これにはさすがのエージェントも裸足で逃げ出したくなる。
「えーっと、今日はいったいどんな用事で?」
秀仁は声が上擦るのを抑えつつ、なんとかその言葉を捻り出した。悲鳴を上げなかったのは奇跡だった。
目の前の彼はしばらく戸惑っていたが、覚悟を決めたのかいよいよ口を開いた。
「ボクの恋愛の手助けをして欲しいんですにゃ!」
想定外の発言とそれ以上に強烈な語尾に、秀仁は考えるのをやめた。
●こんな時こそ……
「僕は応援するべきだと思うな。彼……いや、彼女を!」
「いや、待て。落ち着け。悪いと思わないが、アレは俺にはキツすぎる!」
相棒の英雄、米屋 葵(az0043hero001)の言葉に秀仁は大声で反論した。
あまりに大きな声だったからか、その場にいた何人かが振り向いた。
「なんだあれ、乙女か! いや、むしろ漢女か!? 一応保留にしたけど、よりによってなんで俺なんだ!」
「さあ?」
「いったいどうしろっていうんだ……こんなときどうしたら――あっ」
苦悩していた彼はふと妙案を思いついた。
「そうだ、こんな時こそH.O.P.E.に助力を頼めばいいじゃないか」
「えっ」
「普段から色々頑張ってるし、こういう時くらい助けてもらわないと」
悟りにも似た清々しい表情を浮かべ、秀仁は携帯で連絡を取った。
解説
ゴスロリをまとった漢女(おとめ)のデートを完遂させよ!
デート中に起こる障害を取り除きましょう
▽PL情報
●舞台
街:普通の街。そこそこ発展しておりお店もそれなりにある。
デートにはもってこいの場所。
店:ちょっとお高めのアクセサリー店。
宝石なども取り扱っている。
●登場人物
ゴスロリの漢女
ゴスロリ姿の漢女。仕草や中身はいい具合に乙女。僕っ子。
憧れの彼をデートに誘うことに(何故か)成功し、いざデートに。
戦わせたらたぶん強い。
男性
漢女のデート相手。黒髪を短く切りそろえた普通のイケメン。
銀行員。何故か漢女のお誘いを快諾したが……?
ヴィラン
デートプランにある店にたまたま強盗に入ってくる。
3人組。うち2人が武装している。
武器はナイフと拳銃。
マスターより
漢女(おとめ)のデートを護衛せよ!
ということで、なかなかとんでもないシナリオな気がします(汗)
私自身初の日常系(コメディ)ですので少し冒険してみました。
皆さんがどんな行動に出るのか……少々怖いですが。頑張りましょう!
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/05/19 20:48
参加者
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依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/05/09 00:22:53