本部
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/04/09 22:00
- 完成予定
- 2016/04/18 22:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/04/05 20:35:35 -
相談用
最終発言2016/04/09 07:06:04
オープニング
●疾走の先
『あなた』達は、すぐさまH.O.P.E.が手配した輸送機に乗り込んだ。
広州市で発生する愚神、従魔襲撃は散発的断続的でありながらも恐ろしく的確なタイミングで行われている。
こうした件を受け、H.O.P.E.も広州市でも人が集まる場所へエージェントを派遣、警戒していた。
人々の顔を見れば、愚神、従魔が襲撃してくるかもしれないとピリピリしており、必要がない外出などはしないでいるようだ。
用事があって外出しているであろう人々がそのことに神経を尖らせるのも無理はなく、『あなた』達もそのことに配慮し、そうと悟られないよう警戒を続けていた矢先──支部より連絡が入ったのだ。
広州市、地元テレビ局でドロップゾーン発生。
急ぎ回された輸送機よりテレビ局へ到達、ゾーンルーラーを討伐……それが、任務だ。
「テレビ局……随分手が込んでるな」
蒼 星狼(az0052)が、大きく舌を打つ。
「連中、これを垂れ流すんじゃねぇだろうな」
「てれびは情報伝達が早い手段であったじゃろ。なら、やるじゃろうな。でーぶいでーとやらにも保存するじゃろ」
デイ・ブレイク(az0052hero001)が、当たり前だと言いたげに星狼を見る。
でーぶいでー……やっぱり中身はジジイなので、Dの発音はまだまだらしい。
「ジジイ、あんま聞きたくんねぇ話すんじゃねぇ」
「最悪の可能性は想定しておくものじゃぞ、ひよっこ」
言われなくとも理解はしていたらしく、星狼が輸送機内に響き渡る盛大な舌打ちをした。
ドロップゾーン展開直前、辛うじて逃げおおせた者は、口々に言っている。
ケントゥリオ級愚神凶祝(シィオンヂュ)と名乗ったそれが、従魔従えて襲ってきた、と。
ドロップゾーンはまだ展開されたばかり、今なら、今ならテレビ局に取り残された者を救うことが出来る。
彼らをドロップゾーンごと打ち砕き、人々を救出しなければ。
嘲笑と共に揺さぶってくる愚神のゲームへ、負けてやる必要などないのだから。
●視聴者は
「あいつらそろそろ来そうだよねー。来たら、手配ヨロシク」
ベッドに寝そべり、足をばたつかせるその愚神はパソコンを開いたまま、テレビの電源を入れた。
その傍らに立つのは、手配を命じられた存在だ。
「幻月様の仰せのままに」
その言葉に気を良くしつつ、幻月はベッドの上でごろごろする。
「畜生どももたまには面白いもの作ってくれるよねー。こういうのは皆で楽しまないと。あぁ、でも──」
幻月は言葉を止め、その部屋の本来の主を見る。
人としての尊厳もかなぐり捨て、ただひたすらに助けを求め、従魔から逃れようとあがく男。
テロニモクッシナイトクシカ、だったっけ?
どうでもいいけど。
「ショーは最後までやってこそ意味があるんだよアハハハハ!!!!!」
笑い声が響く中、愚神達を世界から追いやるには人々が団結すべきとテロも恐れず声を張り上げ続けた地元企業の会長は最後助かりたいというそれだけの思考で塗り潰されながら、自分が食われる音を聞いた。
食われるのを待つだけの餌共。
今まで築き上げたものかなぐり捨てて、生存本能丸出しのまま、食われろよ。
その程度は出来るよね?
せいぜい、愉しませてよ。
それが、ボクのゲームなんだからさ。
アハハハハハハハハハハハハハ
解説
●目的
・敵の全撃破
・人々を救出し、希望は希望と知らしめること
●スタート地点
・TV局駐車場
※輸送機はエージェント達を下ろした後は安全の為、一時離脱します。
●敵情報(【】内情報は戦闘開始時点PC達は知りえません)
・ケントゥリオ級愚神凶祝(シィオンヂュ)
中年の筋骨隆々の男の容姿をした愚神。ゾーンルーラー。1番大きなスタジオにいます。
【物理攻撃・命中・生命高。回避がやや低いが、その他は平均】
【溜(リィウ) 力を溜め、次の物理攻撃の威力を格段に上昇させる】
【強(ジィァン) 5ターン、物理攻撃力上昇】
【墜(ヂュイ) 物理攻撃命中時追加で魔法威力攻撃。攻撃を受けた部位から凍結し、魔法防御判定勝利でBS拘束付与】
【全ての能力重複可能】
・【デクリオ級従魔薄(バオ)x4】
【手の平サイズの蜘蛛型従魔】
【自身の戦闘能力は全くないが、「3分、半径15m範囲(球形)内の従魔・愚神の物理攻撃・防御上昇」という不可視の支援結界を張る能力を持っています】
【スタジオ内に紛れており、見つけるには特殊抵抗判定に勝利する必要があります】
・ミーレス級従魔焔(イェン)x16
真っ赤な小鳥型従魔。高くは飛べないものの飛行能力があり、移動力が高い。
燃(ラン) 射程1~7。単体攻撃。火の玉による魔法攻撃(発火・延焼能力はなし)
●NPC情報
・蒼 星狼、デイ・ブレイク
指示がなければ従魔焔対応。
・一般人
ドロップゾーンの内部にかなりの数の方が取り残されています。全員意識不明。
救助しながらの討伐は現実的ではありませんが、挙動は見られていると覚悟した方がいいでしょう。
●注意・補足事項
・警護中からの急行です。当初の警護に必要な範囲であれば、H.O.P.E.への申請品、現地用意といったアイテム装備にない物の準備は可能ですが、判定対象である為絶対準備出来るとは言えません。
・ドロップゾーン突入時に共鳴します。
・TV局内部は到着時には判明済です。
マスターより
こんにちは、真名木風由です。
今回は、連動シナリオ、悪意のゲームをお届けします。
TV局内がドロップゾーンであるようですが、単純にそこを選んでいる訳ではなさそうです。
挙動を見られていると覚悟した上で行動されるのを推奨します。
希望が希望であると皆様自身の行動でお示しいただければと思います。
無事に目標を達成し、ゲームを打ち砕いてくださいますよう。
それでは、お待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/04/17 05:34
参加者
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最終発言2016/04/05 20:35:35 -
相談用
最終発言2016/04/09 07:06:04