本部
広告塔の少女~新型AGW開発局~
- 形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 8人 / 4~8人
- 英雄
- 8人 / 0~8人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 4日
- 締切
- 2016/02/07 19:00
- 完成予定
- 2016/02/16 19:00
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/02/04 08:59:38 -
相談卓
最終発言2016/02/07 00:20:56
オープニング
『西大寺遙華 (az0026)』さんからの招待メール
『みなさんごきげんよう。いかがお過ごしでしょうか。西大寺遙華 です。
突然ですが今回は、私から直接お仕事を依頼したいと思い連絡いたしました。
グロリア社日本支部はここ最近、いろいろやっています。
テレビ番組を企画したりボランティアをしたり。クリスマス企画では大変お世話になりました。
最近ではVBSなどご協力ありがとうございました。
ですが、最近手広く活動を広げすぎて、私たちの会社がどのような会社だったか、よくわからなくなっていると思います。
なので本題に入る前に、まずは私の会社について軽い説明をさせていただきたいと思います。
グロリア社は1900年代に創立されました、最初は製糸工業だったそうです。創業者はアルフレド・スミスという人物で、とても奇妙な人物だったと言い伝えられています。
そのグロリア社ですが、紆余曲折を経てライヴス技術に着手、その業界で有数の企業となりました。。
ワープゲート技術の実用化にもグロリア社は多大に貢献しましたし、AGW開発など功績が認められ、それ以来H.O.P.E.様とはとても親密なおつきあいをさせていただいています。
さて、そんな私達グロリア社の主な販売筋はAGWです。
最近では日用品、装飾、服飾まで幅広く手を出していますが。
今こそ本業に力を入れるべきだと思うのです。
なので、AGW開発に協力していただきたくこのようなメールを送らせていただきました。
ぜひ参加していただけると嬉しいです」
この誘いに、快く承諾したあなたは達はグロリア社の研究所に向かう。
「ああ、よく来てくれたわね、ありがとう。こちらよ」
そう君たちを出迎えてくれたのは『ロクト(az0026hero001)』だった、彼女は普段とは違い白衣を羽織っておりメガネをかけている。
「私も研究に協力させてもらっているのよ、今日は社員としてあなた達を案内します」
ロクトは歩きながらリンカーたちに概要を説明する。
「今日は新型AGWを全部で四つ、試作運用してもらうわ」
一つ目がAI搭載型の長剣AGW『バルムンク』。
「AIを搭載することによって敵の攻撃軌道を分析して音声で伝えてくれるわ。特に効果を発揮するのは遠距離からの攻撃ね、これが実用化されれば魔法攻撃を切り払ったりできるようになるわ。
実験は共鳴状態のリンカーが二人一組で行っていただくわ、切りあってもらう。一応刃はないけどそれでも油断すると怪我をするわよ。
熱くなるのもいいけどほどほどにね」
二つ目が透視スコープ搭載型アンチマテリアルライフル『ハートレスアンカー』。
「遮蔽物を透視して物陰に隠れた敵を超火力の砲弾をもってして打破するというコンセプトのライフルなの。コンクリート壁を用意したわ。実際に透視がうまくできているか、射撃精度はどうか確認をお願い。射撃役とおとり役に分かれる必要があるわね。これも二組」
三つ目が大図書館『アルスマギカ』
「シリコン製の本で、ひとたび開けば、膨大な情報がホログラフィックで表示され。さらに脳に直接情報を送り込んでくるので、膨大な種類の魔法を行使することが可能よ。ここでは魔法の打ち合いでもしてもらおうかしら」
そうロクトは実験場を次々と紹介していく、それぞれ専用のエリアが設けられているが、敷居はなく屋外に設置されたスペースだった。この三つのスペースは歩いて移動が可能。
「検証に必要なものがあれば自由に申請してね、限りはあるけどなるべく用意をするわ。スイカとか。あの日本刀でよく切っているところを見かける……。藁の……あれとか」
そしてロクトは最後に一際大きな実験場にリンカーたちを案内した。
「そしてこれが、グロリア社の次期主力商品になる予定のパワードスーツ。『グロリアンアーマーVerΩ』よ」
そうロクトがモニターの電源をいれると、そこには驚くべき光景が広がっていた。
「たすけてー。ろくとー」
そこには、パイプのような外骨格、それを黒いラバーカバーで覆った体長二メートルくらいの不格好なロボットが、がしょんがしょんと動いていた。
「リンカーの耐久力をもってすれば、パワードスーツもある程度無理がきくの、音速一歩手前までの速度でかけることができるし。四体集まればビルも持ち上げられる馬力を誇り。耐久性も、過去の愚神のパワーを測定し再現してみたけど、デクリオ級の攻撃にも耐えられるわ。これが実用化できれば、かなり戦闘が楽に……」
その時ロクトは言葉を失った。ちょうどそのタイミングでパワードスーツがその機動力を試すために、フィギアスケートのように軽やかにすべり出した瞬間だった。
そのパワードスーツを着込んでいる人物が半分白目をむいて、ぐったりとスーツの、なすがままに振り回されているのが見えたのだ。
「たすけてー。ろくと~」
「って遙華!? ちょっと止めて、だれか! あのパワードスーツを」
すぐ近くにいた研究員が言う。
「それが、停止信号を送っているのですが。……受け付けず、破壊するしかないですね」
「二時間もまえ、どうりでヘロヘロになっているわけね。……可愛い声あげちゃって」
「ろくと~」
「これから、取材が来るのに遙華がこんな調子では格好がつかないわ、何とかあれを止めて遙華を助け出してちょうだい。あ、AGWを使うと実験のデータも取れていいわね、そうしましょう」
ロクトは呆れたようにつぶやいた。
「取り合えず、これ以上あの子の負担が増えるのは困るから、共鳴だけはします。早めに助けに来てくれるとうれしいわ」
そうロクトは意気揚々と実験場に向かった。
解説
目標 試作AGWを使用し『グロリアンアーマーVerΩ』を破壊する。
今回AGWの戦闘データをとってもらうのですが、残念ながらすべてに欠陥があります(後述)
このAGWはリンカーにはダメージが入らない仕様になっています。
AGW全種類を使う必要が相談をお願いします。
戦闘フィールドは、障害物の多い射撃場、整地されたアリーナ。で構成されており、一辺三キロ程度の広大な運動場です。
*欠陥
『バルムンク』
これしゃべります、勝手なことをしゃべりますし気分屋さんで。気分を損ねると嘘をつきます。つまり嘘の攻撃軌道を教えてきたりします。
痛覚が無いくせに叩きつけると痛がるし。邪魔な機能しかありません。
耐久度と攻撃性能が知りたいので、剣で打ち合ってください。
『ハートレスアンカー』
このライフルは銃自体はちょっと威力が強いだけですが、スコープが問題です。
このスコープ確かに障害物を透視できるのですが。人の体と、なぜか下着は透視しないので、このスコープを通してみると、全員が下着姿で歩いているように見えます。
与えられた弾丸は八発。これで命中精度の確認をしてください。
『アルスマギカ』
これは脳内に流れてくる情報が膨大すぎて、リンカーがちょっとしたハイになりますね。普段とは違って理性がきかなくなります。
あと、口が軽くなり、普段言えないことを言ってしまったり、思ったことをすぐ口に出したりします。
これは普通の魔法系装備と比較してどれだけ出力が上がったか見てもらいます。
『グロリアンアーマーVerΩ』
実を言うと、ちょっと強い従魔程度の能力しかありません。両手に防御壁を張る機能があるので。物理防御も魔法防御もかなり高めに設定されています。あと機動力が高いので、追いかけるのか待ち伏せするのかなど、作戦を立てた方がいいと思います。
マスターより
今回は参加者同士で、腕試ししたり、ドタバタしたりする回です。
グロリア社のデータ採取にプラスして、友達とスポーツして遊ぶような感覚で大丈夫です。
誰がグロリアンアーマーを仕留めるか競ったりすると面白いかもですね。
一人、二種類くらい参加してくれるとうれしいですね。
それでは、グロリア社のお仕事頑張ってください
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/02/13 21:56
参加者
掲示板
-
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/02/04 08:59:38 -
相談卓
最終発言2016/02/07 00:20:56