本部
広告塔の少女~魔法少女選手権~
- 形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
-
- 能力者
- 12人 / 4~12人
- 英雄
- 12人 / 0~12人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- 締切
- 2016/01/13 19:00
- 完成予定
- 2016/01/22 19:00
掲示板
-
魔法少女選手権…?
最終発言2016/01/13 17:48:56 -
依頼前の挨拶スレッド
最終発言2016/01/13 00:09:22
オープニング
遙華は日々多忙である。学生らしく学校に行き、帰ってくればグロリア社の新兵器開発や。戦略作戦立案、リンカーたちのメンタルケアに大忙し。
人手が足りなければ自ら進んで愚神討伐に出向き。
最近ではTVのプロデューサーのようなこともする。
だから遙華は最近、そんな多忙な身を振り返り後悔していた。
なんで自分はこんな仕事まで請け負っているのだろう。
最初はスライム退治だけで終わると思っていたものが、視聴率がよく、番組作りの続行をグロリア社の重役たちから命じられた時は怒りで頭がどうにかなりそうだった。
だがそれでも一度引き受けた仕事は途中で投げ出さないという、信条をもつ遙華であるため、今日も、流行の雑誌だとか、最近出現したドロップゾーンだとか、愚神だとかを眺めながら番組のネタはないか探していた。
そこで一つの資料に目が留った。
『デクリオ級愚神 魔女サロメ』
遙華はソファーに横になり、ぐでーんと伸びながら考える。とかしたチーズのようになりながら考える髪の毛を重力にひかれながら、おでこを丸出しにしながら考える。
魔女、はてそんなようなワードをここ最近沢山聞かなかっただろうか。
そう言えばと思い出す。
魔法少女を名乗るリンカーはたくさんいる。しかし魔女はいない。
そこで再び遙華はその資料を見た。魔女サロメは美しい女性の姿をしている。
しかし少女という感じではない。こう可愛らしさがない、色気はある。
出るところが出ていて、妖艶に微笑む『女』の表情はなかなかお目にかかれない。
「でも、ロクトがたまにこんな表情することがあるわね」
遙華は思う、たぶん色気とは少女になくていいものなんだろう。でも魔女には必要。
魔女と、魔法少女、何が違えば魔女になり、何が違えば魔法少女になるのか。
いや、そもそも魔法少女とはいったいなんだろう。
彼女たちはなぜそこまで魔法少女という存在に引きつけられるのだろう。
そんなことを延々と考え続け。最後に至った考えがこちら。
「そうだ。魔法少女選手権をしよう」
選手権という響きもとてもテレビっぽくていい。そう遙華はソファーから起き上がり、計画を詰めるためにロクトを呼んだ。
* *
「レディース&ジェントルメーン。今日はお集まりいただきありがとうございます。今日これから皆様にご覧入れますのは。魔法少女たちによる、血で血を争うバトルであります」
そう遙華は魔法使い風の衣装を着こみ、特別設営された観客席向けて語りかける。
普段よりややテンションが高いのは、ロクトの調教、もとい。個人レッスンのおかげで、このセリフを口にするときだけ明るくキャピキャピした雰囲気が出せるよう訓練されているのだ。
「あそこに見えますのは、魔女の城と呼ばれるドロップゾーンです」
開錠にに設置されたモニターを指さすとそこには山中にそびえる、おどろおどろしい城が堂々と立っているのが見えた。
そして城の内部図が公開される。
東西南北に三階建ての塔。中央の城本体地下一階にはバスルームと大型の拷問部屋。
一階には食堂、礼拝堂、客室、ダンスホール。応接室。
二階には音楽室、図書室、医務室、娯楽室。寝室、バルコニー。武器庫。
階段は南北西に一つずつ。かなり入り組んでいるので迷子になりそうだ。
「今回はこの魔女の城を舞台に、本当の魔法少女とは何か。魔法少女にふさわしいのは誰か。そう言うのを決めちゃいたいと思います」
魔法少女、それは脈々と受け継がれてきた伝統。そして憧れの対象。
「魔法少女を極めたい君も、魔法少女になりたかったけど今までなれなかった君も。男だけどちょっと魔法少女やってみたい、そんな君も振るって参加よろしくね」
そのキャッチフレーズで広く広告された今回の魔法少女選手権なる企画。
波乱が巻き起こる気しかせず、ロクトは頭を抱えた。
解説
目標 デクリオ級愚神 魔女サロメの撃破
魔女サロメの詳細
「妾がサロメじゃ、図が高い、頭をたれよ……」
・サロメはこのあたりに長らく居座っている愚神です。夜な夜な町に男たちを求めて出向いていましたが、最近は周囲の町や村から人間がいなくなってしまったので、久々の来客にテンションがやや高めです
・なぜか魔法少女と呼ばれると照れます。顔を真っ赤にして怒ります。
攻撃方法 下記のいずれかを選択
・広範囲を魔法攻撃によって爆破
・従魔から血を抜き取ることによってHP回復(従魔一体消滅)
・その場からの逃走(透過し別のフロアに逃げる)
従魔 ブラッディーフェアリー
小さく真っ赤な妖精ですが、戦闘能力は高くなく、おそらくほとんどのリンカーが一撃で倒せるでしょう、そのかわり数が多く城の中に15体います。
PCをみつけると悲鳴を上げ衝撃のバッドステータスと共に、愚神に場所を教えます。
ドローン
小型の飛行メカで、カメラの役割と、このドローンについている風船を割ることでポイント加算になります。
魔法少女選手権について。
・この選手権では、会場にいる十人の審査員から、魔法少女ポイントを稼ぐことによって成り立ちます。
・ポイント獲得方法は、「魔法少女っぽいことをする」「魔女や従魔を倒す」「可愛らしい姿を見せる」「城の中に放たれたドローンを破壊する」
ことによって溜まります。
・ポイントが一番高い人には景品。一定値以上ポイント獲得すると広く全国に魔法少女として紹介されます。
・小物が必要な場合は事前申告制。
ちなみに遙華は挑発され魔法少女として参戦する様子ですが。彼女アニメや特撮など縁がないので魔法少女が何なのかよくわかりません。詳しい人は彼女に教えてあげてくれるとうれしいです。
ほんと、ダメダメなんですこの子。
マスターより
こんばんわ、鳴海です。
突然ですが、魔法少女はみなさん好きですか?
私は魔法少女というくくりなのかよくわかりませんが、とあるカードを集めて回る女の子とか好きですよ。
今回は、ドタバタ回なので皆さんのプレイイングが楽しみです。
やってもいいですけど、PC同士の戦闘は笑い話で済むくらいにしておいてくれればうれしいです。
それではよろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中 納品日時 2016/01/21 11:48
参加者
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魔法少女選手権…?
最終発言2016/01/13 17:48:56 -
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最終発言2016/01/13 00:09:22