リンクブレイブ

わたしは誰かに使役していた。そしてある男を殺すべく刃を突き立てたはずだった／エリカが自殺未遂を起こした時に召喚され、「２０１９年４月にエリカを殺す」という誓約を交わした少女。声を発することが出来ず、意思疎通は唸るか息遣い、ジェスチャー、そしてスマートフォンによる筆談（？）を用いる。この世界の文字を覚える為に勉強し、飲み込みが速いことから、賢い子であると推測される。現在は英語と日本語を読み書きできる。花の香りが好き。饅頭を持ち歩き、よく食べている。能力者からの好意は非常に重く感じ、しばしば鬱陶しく思うことも。「ダレン・クローバー」という名は能力者がつけた名。元の世界に戻る事を望む彼女。能力者曰く、死神に連れていかれないように男性名をつけた／【いつか】誓約は歪みを以って果たされた。エリカの死後、ダレンは誰とも誓約を交わさず、やがて晴れやかの空の下、世界に溶けるように消えた。

エリカ視点からすると、初恋で一目惚れした相手。容姿だけでなく、自身を射抜く目に、喉元を狙った殺意に惚れ込んだ。あの衝撃を、彼は生涯忘れることはない。 ダレン視点からすると、殺そうとした相手と同じ顔なのに別人。殺意を抱くこともあるが、誓約を果たすまで殺せない。とりあえず、ベタベタしてくるのは勘弁してほしいし変人の認識。

イラスト：小柄な少女。髪は暗い緑色。饅頭とスマホを持参。少女特融の色香／シナリオ：非共鳴では喋らない。筆談や共鳴で主導権を握った時は言い切り調／ボイス：唸り声は低く。共鳴時はしわがれた声