リンクブレイブ

西部劇を思わせる荒野と銃の世界よりやって来た、しかも牛の獣人であり、自分の世界ではそれが当たり前だった。性格は大雑把で、難しい事は考えないというより考えられない。目の前の餌に釣られて揉め事に首を突っ込み、返り討ちに遭いそうになったら暴力でカタを付けて安い報酬で安酒を飲んで満足する、そんな性格。ホルスタインの皮を被ったバッファローと称され、普段はのほほんとしているが怒りを露わにすると脇目も振らずに猛進、進路上にある者すべてを撥ね飛ばして突き進む。ちなみに銃の世界から来たにも拘らず、銃はドヘタ。投げ縄や鞭、或いは鈍器を得意とし、一度でも怒りを買ってしまった者はズタボロになるまで引き回され叩きのめされ、荒野のタンブルウィードと化させられてしまうとか。外見にも体型はにも恵まれているが、剣呑な雰囲気によって触れようとする者はいない。触れたものは洩れなくミンチめいたハンバーグにされるからである。

思い込みの激しい宇野と、深くものを考えないジーナ。会話は殆ど噛み合わないが、最終的な決断で何故か意見が合致する。互いの個性は強くも、プロレスのタッグのような、何もかもが対等で息の合った関係。

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