リンクブレイブ

全身に包帯とチェーンをミイラめいて巻きつけた性別不明の英雄。その出自や経歴は全てが謎で、その姿となった理由も決して語らないが、時折一神教の神の子を彷彿とさせる言葉を放つも、それについて問われると「全ては異世界の残骸」と吐き捨てる。自らを「馬鹿共のための英雄」と名乗り、常に面白いこと、人を楽しませることを求めている反面、他人が苦しむのを見るのも嫌いではない。常に訳の判らぬネットスラングで喋っているが、それが何かを隠すための仮面なのかはたぶん本人にもわかっていない。要するに素である。ライブハウスで死に掛けているヴィヴィアンを見つけ、その狂気性を気に入り「すべてを引き換えにしてでも究極の音楽を作り出す」という誓約を交わし、彼の力となる。でも個人的に好きな音楽はアニソンと演歌なので音楽性的なソリは合っていないため、下手すると永遠に目的が達成されない可能性もあるのではないかと考えている。クソオタク。

狂った笑顔の内側でヴィヴィアンを今すぐにでも殺したいほど気に入っている。その思いは愛に最も近く、愛から最も遠い。信仰にも似て、また愛玩にも近い。この思いに最も似た言葉を選ぶなら「殺意」だろうか。

外見的にはとてもわかりやすく革ジャン着たミイラです。ホラー極まりない。