リンクブレイブ

■元の世界では天の龍の子「龍生九子」の一人として才あるものに試練を与える役割を担っていた■現能力者との契約は彼にとっては不本意なものであり、故に交わした契約は「情をかけたものの不幸を全て負わねばならない」「平等に愛さなければならない」という能力者を不幸に貶めるためのもの…になる筈だった■九子の内の末子、と言われており彼自身もその通り他の九子をその見た目の歳に拘らず兄、或いは姉として呼んでいる。無愛想な少年の姿をとっているが気性は荒く、踏み込まれることを嫌うが特に弱者に対しての情には厚い、良く言えば若々しく、悪く言えば子供っぽい性格■彼にとって兄姉とは敬い、見習うものであり、彼等こそが己が育った先に為るべき存在。逆を返せばそれ以外の者は須らくそうは成り得ない存在であるなど、軋轢を産まない程度の些細なものではあるが無意識的に自覚のない選民意識を抱いてる。

不本意の内に契約を交わす事となった経緯から仲が良いとは言えない関係であり、英雄は能力者に対し憎み、怒りはしないがある程度の嫌悪感を持ち接している。能力者は英雄に対し塵ほどの興味も持ち合わせていない。

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